村上春樹との歩き方

村上春樹の作品について

私達はこの世に生を受け歩き続けています。

その時の年齢や状況により目標点は異なっているとは思いますが、たまに何かに妨害されたり打ちのめされたり、自分を見失いそうになりながらも歩き続けています。

村上春樹の作品はその時の自分に合わせて一緒に歩いてくれます。

30年以上作品を世に送り出している作家ですから、読者によってはリアルタイムに作品を読む機会もあるかもしれません。

しかし村上春樹の作品は読者の年齢や置かれている状況により、常に新しいモノを与えてくれます。

それは想像力と休息です。

初期の作品は自分視点で書かれているため、読者の年齢や読書経験値を問わずすんなりと読むことが出来ますが、その時に得る世界観と休息感は異なります。

若い読者の人が村上春樹の初期の作品を読んで何も得ることがない、ということはありません。

自分の両親が青春時代を過ごした頃の作品であってもです。

その物語を細かく分析し理解しようとする人もいるでしょうし、現在青春時代を過ごしている自身と比較し新たな発見を得ることもあるかと思います。

その時に得たモノが多いか少ないかはさして問題とはなりません。

引用:村上豊彦

というのも20代前半に読んだ作品Aが、結婚して子供も授かり誰から見ても中年という印象を他者へ与えるようになった頃に読み返してみると、やはり違った想像力と休息を与えてくれます。

物語を読み解いてみることが大切

年齢を重ねて経験を積み、荒波に飲まれ挫折を味わい、恋の病につける薬は無く、人間関係に答えを見つけられず口を閉ざす毎日の中でも村上春樹の作品は一緒に歩いてくれます。

自身が辛い環境にあった場合どうしても目線が一方的になってしまいます。

目先のことしか見ることが出来ず、解決策が見つけられない状況が続き苦しみは深くなります。

広い視野と考え方を持つことが必要であると他者は説いてくれますが、受け入れることが難しいです。

それは心が休息していないからです。

心を休息する方法として様々な方法が模索されています。

新たな趣味を持つ、魚釣り、お酒等ありますが人によってはそれが最適な方法とはなり得ません。

その方法によって心が苦痛と違う方向を見ているだけだからです。

やはり苦痛を緩和するためには新たな視野を持つ、つまり想像することです。

自身にとって好ましい想像を得ることが出来れば、それは心の休息に繋がっていきます。

村上春樹の作品はその時の自身の心の状態に合った作品が必ず存在します。

時間を作り出し心の休息のために物語を読み解いてみてください。

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